109.恩の衣服

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昔の先生は、

『この道は恩を脱ぐ道。』と恩を「衣服」にたとえて教えて下さり、、、

 

【日を重ね、恩を重ねてどうもならん。】(M31.9.30)

と、自分はどれほどの「恩」を重ねて着ているのだろうか…と、

時々思案することの大切さを学ばせて頂きます。

おやさまは、

『鬼とはなあ、恩荷(おんに)という。』

と仰せられているように、鬼の正体とは、重たい「恩の衣服」で、

本来の自分(本心・良心)が隠れてしまっている姿を言い、、、

このお道は、「恩を脱ぐ道」=「本来の自分に戻る道」であることを教えて頂きます。

おやさまは、恩を脱ぐ方法として、

・ひのきしん(日の寄進)

・人助け(安心・喜び・助かりを広げる)

という「恩返し」の方法を教えて下さり、さらにまた、

『親が子となり子が親となり、互いに恩の送り合いをする。』

と、親子で互いに助け合うことも、「恩」を一枚ずつ脱ぐための、

日々の取り組みになることを教えて頂きます。

『恩を忘れぬのも、陽気暮らしの一つやで。』

と教えて下さっているように、「恩」の存在を忘れないことが、

陽気暮らしの基本であることを思い出して・・・

今日は、一枚でも恩を脱げる一日にしたいですね。

よかったら身近な人に届けてください
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この記事を書いた人

〜自然の理を真心で通る〜

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