神様のお言葉に、
【悩むところで得心せ。】(11-3)
とあるように、自分が「どの部分」で悩んでいるのか、、、
ここに手掛かりがあることを教えて頂きます。
【急くから咳が出る。】(M21.1.23)
【冷やす心あれば冷える。】(M23.11.24)
と、誰でも簡単に「理が解ける」ようにして下さっているからこそ、
【しっかり思案をせにゃならん。】(九・七ッ)
と仰せられています。
おやさまは、胃の調子が優れない人には、
「お米を施すこと」を教えられました。
右手を脱臼している子供には『そのお茶わんを持ってきておくれ。』と、「痛い方の右手」で運ぶ(徳を積む)ように指示をされました。
耳のお手入れを頂いている人には『耳は、聞いて身につく。聞かせて身につくから耳(身・身)というのや。』とも教えられました。
道具には「それぞれの理合い(理由・役割)」があり、その理合いに添った心使いへと切り替えて、その道具の部分に「徳」が足されるように日々使い直すことが、
“悩むところでとくしん(徳進)せ”
の一つの解釈だと教えて頂きます。
昔の先生は「人に得を与えるから天から徳を頂ける」とも教えて下さったように、人様に得をしっかり与えてこそ、我が身は「徳進」の道を歩ませて頂けることを思い出して・・・
今日は、天のヒント(悩みどころ)としっかり向き合いたいですね。
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