あるお話しに、
『人生は、十分な時が一番こわいのです。私はいつも、何か不自由なことを背負えているかどうかを、自分に問いかけています。思うようにいかないことがある時は、実はまだ安心な時なのです。この世界はなんでもバランスが取られていくので、不十分や不都合を背負えている時は、今ある幸せもまだ続く時なのです。』
と聞かせて頂き、幸せは「バランスの上で成り立つ」ことを学ばせて頂きます。
おやさまは、
『すっきり救けてもらうよりは、少しぐらい残っている方が、前生の因縁もよく悟れる…。』
と仰せられているように、何もかも満たされ、何もかも不自由が無くなることが助かりではなく
たとえ現状が辛く苦しくても、
・今日も大事な人を忘れていないこと。
・今日も大事な気付きを忘れていないこと。
・今日も大事な感謝を忘れていないこと。
この「忘れてはいけないこと」を、いつも心の中で守り続けている状態が、
本当の助かり、本当の安心の日々であることを教えて下さいました。
また、神様のお言葉にも、
【半ばというは先の楽しみやで。十分したらこぼれる。】(M34.8.13)
とあるように、現状に「不十分・不自由」があるからこそ、
今の幸せ・助かり・安心が守られていることを思い出して・・・
今日は
自由・不自由のバランスを確認できる一日にしたいですね。
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