68.大根の心根

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昔の先生は、

『もし道に迷って、東か西か分からなくなったら、大根の根を見なさい。』

と教えて下さり、
大根は自分を育ててくれた「お日様」には、

“決して足(根)を向けない”

と聞かせて頂き、いつも南と北に足(根)が向いていることから、

『大恩を忘れないから大根という。』

とも言われ、その心根の素晴らしさから、昔は神様の神饌物には、

第一に捧げられていたと聞かせて頂きます。

また、大根はどんな時も「御奉公(孝行)」の心を忘れないことから、

大根のお漬物を「おこうこ(お孝行)」とも言うと教えて頂きます。

神様のお言葉に、

【どれだけ偉い…力が強いと言うたとて…、

身の内かりものという真が分からねばどうもならん。】(M25.11.19)

【神一条の道を運ぶなら、何かのところ鮮やかと守護しよう。】(M23.5.6)

とあるように、もしも、人生の道に迷った時は、

「大根」のように、自分にとっての「大恩」を見つめ直し、

自分なりの「ご奉公(恩返し)」へと向かうことが出来れば、

鮮やかな道が切り開かれることを思い出して・・・

今日は、「大根の心根」を学ばせて頂きたいですね。

よかったら身近な人に届けてください
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この記事を書いた人

〜自然の理を真心で通る〜

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