昔の先生は、
『人にお茶一杯入れる時の思いで、徳を積める者もいれば落とす者もいる。』
と教えて下さり、、、
・たった「一言」の言葉でも、
・たった「一秒」の時間でも、
・たった「一度」の思い方でも、
徳を積める人もいれば、徳を落としてしまう人もいる、、、
この「徳・不徳」というものは、
ほんの些細な「言動」で動くものであることを教えて頂きます。
おやさまは、
『朝起こされるのと、人を起こすのとでは、大きく徳、不徳に分かれるで。』
と仰せられたように、
「人のためにしていること」「人からしてもらっていること」
この両量が、常に天秤で測られていることを学ばせて頂きます。
本席様(飯降伊蔵先生)は、徳積みの大事なポイントについて、
『陰徳はささいなことや。こうすれば後のためになる、人のためになる。
ささいなことに気をつければ、陰徳は積まれ、神様は喜んでくださるのや。』
と教えて下さっているように、、、
“これは人のためになるだろうか?”
という「思い」が根底に流れている行為・時間・言葉であれば、
そこから「徳」が流れ届くことを思い出して・・・
今日は、運命の栄養である「徳」の補充日にしたいですね。
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